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妄想インタビュー|タロウ
妄想インタビュー|タロウ
どうぶつの隠れた本心を覗き見る「どうぶつ妄想インタビュー」。 今回ご登場いただくのは、森で謝罪代行を営む、アライグマのタロウさんです。タロウさんは、3年前に森界で初の謝罪代行業をスタートさせました。 謝罪代行??森で??きっとそう思われる方も多いですよね。私も最初は耳を疑いました。 でも、お話を聞いていけばいくほど、タロウさんが謝罪代行を選んだ理由、そして森の中のリアルが分かってきました。今では、○○や○○を顧客に抱え、大忙しのタロウさん。本日はタロウさんに、自分の得意を見つけ、得意なことで生きていく術を伺いました。 ーまず一番気になるのが、どうして森で謝罪代行なんでしょうか? そうですよね。理由は2つあって、「欲しがる動物たちが多かったから」と、「向いていたから」です。一度、友人のミチルに頼まれて、本人の代わりに謝りにいったんです。そしたらそれがすごく感謝されて、月に2~3匹から頼まれるようになっていって。で、「これって仕事になるのでは…?」と思い始めたのがきっかけです。 ー向いていたから、というのは? これは最近分かってきたことなんですけど、僕って、「なんか許しちゃう顔」らしくて。友人が言うには、目の丸みがポイントらしいです。生まれつき元々持っている性質が、謝罪に向いていたんでしょうね。 ー子供の頃から謝ることは多かったんでしょうか? いえ、僕はなんというか、謝らなくても許してもらえてたんですよね。 シカさんの角を折ってしまったときも、雨の中で足を滑らせたワニさんに大笑いしてしまったときも。相手の怒りを察して黙っていたら、呆れた様子で去っていってくれました。周りからは、「なんて得なヤツなんだ」と思われてたと思います。 ーでもそこから仕事に繋がる訳ですね。 はい。人間界にも謝るシチュエーションってたくさんありますよね。当然同じように、森にもあるんです。そして森に棲む動物たちも、人間と同じ、謝りたくない生き物なんですよね。 ー例えばどんな時に謝りにいくんでしょうか? 直近だと、食事当番をサボったのがバレたから謝ってほしいとか、溜めてた食料を食べてしまったとか、ふさげて木の幹を揺らしてたら、木の上の方にいた鳥さんを怪我させてしまったとか。いろいろありますね。 案件によりますが、クルミとか綺麗な葉っぱとかの手土産を持って謝りにいけば、穏やかに解決することが多いんです。言葉も割と慎重に選んで喋ってますが。 ー謝るのって嫌じゃないですか?自分は全く関係ないのに。 そうですよね、その感覚が一般的だと思います。ただ僕は別に嫌じゃないです。むしろ、これで対価を貰えて暮らしていけるなら、こんな楽な仕事は無いと思っています。頑張ってないのになぜか褒められる経験は、誰にでもあるんじゃないでしょうか。僕にとってのそれが、謝ること、だったんです。 ーまさに天職なんですね。自分の得意を見つけるにはどうすればいいと思いますか? 頼まれたらとりあえずやってみる、ですかね。僕のきっかけも、「友人に頼まれてやったら喜ばれたこと」ですから。今までの僕を見てきた友人が、僕に出来そうだから頼んできてるわけで、その直感はだいたい当たってるんじゃないかなと思っています。少し逸れますが、だから友人のミチルには本当に感謝しています。 ーちなみにミチルさんは何をやらかしたんですか? これ言っていいのかな(笑)すぐ近くに蜂たちが沢山暮らしてるんですが、蜂蜜をね、ちょっとだけ舐めちゃったんです。ほんのちょっとだけ。そしたらそこから毎日、蜂たちから総攻撃されるようになって。怖くて家から出られなくなって、僕に連絡したってわけですね。ミチルって、イノシシですよ。あの狂暴で有名なイノシシ。ほんと情けない話ですよね(笑) ー小さい群れも油断できない…。イノシシでも大量の蜂には敵わないんですね。 まあそうですね(笑)自業自得です。でもそこが僕の稼ぎチャンスになっているので、悪いともなんとも言えないのがもどかしいですね…。トラブルは無いに越したことはない、でも起きてしまうのがトラブルです。 ー森も人間界も同じですね。最後に一言お願いいたします! はい。僕は、楽して生きていたい怠惰なアライグマです。いまある状況で頑張れるなら頑張ればいい。でも、頑張れなかったから他を探しました。どんなに狭くても、頑張らないで出来ることってきっと誰にでもあると思います。 それでもし間違えて誰かに迷惑をかけてしまったら。そのときはぜび、僕を呼んでください。クルミと綺麗な葉っぱを持って、どんな場所にも駆けつけます。
妄想インタビュー|ロンロン vol,1
妄想インタビュー|ロンロン vol,1
はじめまして。妄想インタビュアーの佐藤です。 突然ですが、動物たちって、普段言葉を喋りませんよね。でももし、言葉を喋れたら。本当はこう思ってるんじゃないの?仲間との関係はどうなんだ?この連載は、そんな空想を巡らせながら書いたインタビュー連載です。しばしの間、私の妄想にお付き合いいただけると嬉しいです。これからどうぞ、よろしくお願いいたします! ーー本日はお忙しい中ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 ちょっと、皮肉ですか?やめてくださいよ(笑)こちらこそよろしくお願いいたします。ーー初っ端から失礼かもしれないのですが、人に見られるって嫌じゃないですか?あー確かに、考えてみれば変ですよね。生まれたときから人に見られて育ってきました。それが普通だったんですね。なので特に嫌だなあとか、見ないでよ、とかは思いませんでした。僕だけじゃないですし、そういうもの、と思って過ごしてきた感じですかね。正直、こんなこと考えたことなかったです。今日は実りのあるインタビューになりそうですね。 ーーそうなれば私も嬉しいです。食事はどうされているんでしょうか?食事? 笹ですよ。いや本当ですよ。笹はね、飽きないですね。ずっと食べていられます。飼育員たちはリンゴやニンジンもくれます。「ごちそうだよ~、嬉しいでしょう~?」という顔で与えてくるので、無理やり喜んでいるんです。それで飼育員が喜んでくれるなら、それが一番ですから。意外ですよね、パンダも気を遣うんですよ(笑)「パンダの気遣い術」って本を出版したいくらいです。これ、結構本気ですよ。ーー(苦笑)。睡眠時間が多いイメージがあるのですが、実際どのくらいになるのでしょうか。睡眠時間は、9~12時間になるんですかね。日の出は見たことないです。朝って、眠いじゃないですか。そういう生理現象には逆らわないのが我々パンダなんですね。もちろん個人差はありますけど、僕なんかは思考が偏ってますから、早起きするなんてバカだと思ってます。ーー偏ってますね…。パンダにはひねくれ者が多いかもしれません。白黒はっきりつけたがるんですね。だから極端な思想を持つ奴は多いですね。この前も、「四足歩行禁止」のデモが行われてました。まあ僕は興味ないので。どうでもいいですね。ーーははは…。(つづく)というところで!初回、いかがだったでしょうか…?ニヤニヤしていただけていたら嬉しいです!次週は、飼育員さんとの苦い思い出?や、プロとしての悩みなど、さらに本心に迫っていきますよ。どうぞ、お楽しみに!!(ここに書いてあることは、すべて私の妄想です。事実は1つもありませんので、うっかりウンチクとして話してしまわぬよう、ご注意ください!!)
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